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やがては人間を脱するのか?<レイ・カーツワイル「シンギュラリティは近い」(2016)> [本棚]

レイ・カーツワイル(Ray Kurzweil、本名レイモンド・カーツワイルRaymond Kurzweil、1948年2月12日~)はアメリカ合衆国の発明家、実業家、フューチャリスト。人工知能研究の世界的権威であり、特に技術的特異点(technological singularity)に関する著述で知られています。

代表的な発明に、オムニ・フォント式OCR(光学式文字読取)ソフト、フラットベッド・スキャナー、Kurzweilブランドのシンセサイザー「K250」、文章音声読み上げマシーン(カーツワイル朗読機)などがあります。

1990年に『The Age of Intelligent Machines』を公刊し、インターネットの普及やチェスの試合でのコンピューターの勝利を少しの時間的誤差で的中させた。

1999年、著作『The Age of Spiritual Machines: When Computers Exceed Human Intelligence』で「収穫加速の法則」をまとまった形で発表し、物議を醸す。

2005年、著作『The Singularity Is Near:When Humans Transcend Biology』で技術的特異点(シンギュラリティー)についての踏み込んだ記述を展開。「特異点は近い(The Singularity is near)」と宣言し、世間一般に技術的特異点という概念が広まるきっかけを作った。

2012年にGoogleに入社。入社の条件は「AIが自然言語を理解できるよう助ける事」。現在、GoogleでAI開発の総指揮を執っているという。

本作の元となった書籍「The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology」は2005年の本、つまり今では10年も前の本で、今回読んだのはそのエッセンスをまとめた本だが、今読んでも体が震えるほど衝撃を受ける内容です。

既にシンギュラリティといえばブラックホールのことだと知っている人は多いと思いますが、これは物理学或いは天文学的な定義で、この本で歴史的な人間の「進化」についてカーツワイルは説いているわけです。

「現在の技術の進歩を前提にすると」に対するカーツワイルの考え方は「収穫加速の法則」で表現され、進歩のペースは直線的ではなく、指数関数的に変化すると彼は主張しています。

「ムーアの法則」と呼ばれる大規模集積回路(LSI IC)の製造・生産における長期傾向について論じた指標があります。

米インテル社の創業者のひとりであるゴードン・ムーアが1965年に自らの論文上に示したのが最初であり、集積回路上のトランジスタ数は「18か月(=1.5年)ごとに2倍になる」として、コンピューターの性能(スピード)が18か月で2倍になる根拠を提供しています。

これも一種の指数関数的変化で、18か月ごとに2倍になるとすると、15年で1024倍となる計算で、15年間ずっと2倍になるだけであれば30倍にしかならないのと比べると、非常に大きな違い(34倍)が発生することがわかります。

また、シンギュラリティに向かう中で、人間が生体(生物学的肉体)から脱して、機械的な体(これをエンハンスド=改良された体と表現できます)になっていくことによって、記憶力も格段に上がり、病気も防止できて寿命が延びることが予想されます。

機械の体に置き換わっていくことにより、人間本来のアイデンティティとは何だという問いが重要になっていくと思われますが、生体である自分と自分の記憶や性格(人格)を移した機械の体の自分との違いが不明瞭になっていくことも考えられます。

the-singularity-is near.JPG
<本のデータ>
ISBN 978-4140816974
「シンギュラリティは近い [エッセンス版]―人類が生命を超越するとき」
レイ・カーツワイル (著), NHK出版 (編集)
<内容紹介>
2045年、これが私たちの衝撃の姿だ!
未来学者として技術的特異点の到来をいち早く予見し、人工知能(AI)の世界的権威として現在はGoogle社でAI開発の先頭に立つレイ・カーツワイル。彼が世界に衝撃を与えた名著『ポスト・ヒューマン誕生』(2007年小社刊)のエッセンスが一冊に! AIが人類の知性を上回り、私たちは生物の限界を超えてついにシンギュラリティへと到達する──。
(amazonの紹介欄より)

2016/12/28<晴時々曇+地震>
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イブは恒例のサンタ追っかけ<ノーラッドのサンタ追跡サイト> [研究日誌]

毎年進化し続けるノーラッドのサンタ追っかけサイト(noradsanta.org)ですが、今年もバージョンアップしていました。

間違い電話から始まったクリスマス恒例のサンタ追っかけですが、毎年楽しませてもらっています。

軍人としての度量の大きさを示すエピソードでもあります。

冷戦期に北米の防衛の要だった(今でもそうだが)NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)の軍人や職員がボランティアでクリスマスイブからサンタさんを追っかけてサイトにアップしてきたそうです。

今では企業スポンサーもついて、大々的にクリスマスイブの行事になっています。

2016/12/24<晴>
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4万円弱のメンテナンス費用は高いのか?<ノモス復活のための費用> [研究日誌]

香箱の中のゼンマイに問題があってからずっと使っていなかったノモスをメンテに出してありました。

2つとも同じような時刻に止まってしまったのは、高い品質の証しなのか、単なる偶然か。

基本的メンテと部品代等を含めて、1本あたり4万円弱。

3万円あれば、まぁまぁの腕時計が買えてしまう世の中で、4万円弱のメンテナンス費用は高いかもしれませんね。

戻ってきたら、使い心地を報告します。

2016/12/21<晴>
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買いなのか<30万円のブランド腕時計> [研究日誌]

本数限定ブランド腕時計素材は金やプラチナではなく、カーボン

腕時計の値段は、3万円、30万円、300万円、3千万円と3が付くことと、ランクや性能が上がる度に0が増えていくとの自説を持っています。

特別な機能がないのに、30万円というのは割高かもしれません。本数限定で素材が珍しいものだから成り立つ値段です。

後は自分がそれに価値を認めるか。

2016/12/19<晴>
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「パーソン・オブ・インタレスト」再開<シーズン3> [研究日誌]

シーズン3の途中ですが、主人公の一人・ハロルドのMIT時代の同級生アーサー・クレイプールが登場し、いよいよ謎のプログラム「サマリタン(サマリア人)」が登場します。

英語で「Good Samaritan(Laws)良きサマリア人(の法)」というのがあり、「災難に遭ったり急病になったりした人など(窮地の人)を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」という趣旨の法である。

さて、アーサーが作った機械がなぜ「サマリタン」と呼ばれたのか。この物語の先を知っている人には、「サマリタン」の名前は皮肉でしかありません。

2016/12/15<曇後晴>
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